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鶏胸肉。他の部位・他の肉と何が違うか

2026年8月27日 公開

皮の有無で変わる数字、もも肉との違い、パサつく理由と加熱温度の関係を整理しました。調理法ごとの向き不向きまで並べています。

この記事で分かること皮あり・皮なしともも肉を同じ表で比べ、パサつきを加熱温度と時間の数字で説明している

痩せた男性が鶏むね肉を掲げ、後ろに巨大な鶏と積み上がった胸肉があるイラスト

皮の有無で変わる数字

部位(生・100g)タンパク質脂質kcal
鶏胸肉(皮なし)23.3g1.9g105
鶏胸肉(皮つき)21.3g5.9g133
鶏もも肉(皮なし)19.0g5.0g113
鶏もも肉(皮つき)16.6g14.2g190
鶏ささみ23.9g0.8g98

皮を取るだけで、胸肉は28kcal、もも肉は77kcal下がります。 もも肉で差が大きいのは、皮と身の間の脂肪が多いためです。

もも肉との差は、思ったより小さい

皮なし同士で比べると、100gあたりのタンパク質は4.3g、カロリーは8kcalの差です。

1日100gを揃える場合必要な量カロリー
胸肉(皮なし)約430g約450kcal
もも肉(皮なし)約525g約595kcal

1日で145kcalの差です。「もも肉では減量できない」という話ではありません。 皮を取るかどうかの方が、部位の選択より大きく効きます。

価格

部位1kgの価格帯タンパク質1gあたり
胸肉600〜900円約2.6〜3.9円
もも肉1,000〜1,400円約5.3〜7.4円
ささみ1,000〜1,300円約4.2〜5.4円

胸肉が安いのは、国内で需要がもも肉に偏っているためです。 味の優劣ではありません。

パサつく理由

加熱すると、肉のタンパク質が縮んで水分を押し出します。胸肉は脂質が少ないため、水分が抜けたときに残るものがありません。 もも肉は脂が残るため、同じように加熱してもパサつきにくくなります。

中心温度起きること
60℃前後タンパク質が固まり始める
65〜70℃水分が押し出され始める
75℃以上収縮が進み、硬さが出る

食品衛生上、鶏肉は中心部を75℃で1分以上(または同等以上)加熱することが求められています。生焼けにしないでください。

パサつきを和らげる方法

方法中身
そぎ切りにする繊維を断ち、火の通りを均一にする
塩水に漬ける水500mlに塩・砂糖を各大さじ1。30分以上
片栗粉をまぶす表面を覆い、水分の流出を抑える
余熱で火を通す沸騰させた湯を止め、蓋をして20〜30分置く
常温に戻してから焼く中心まで火が通る時間を短くする

中心温度を保ちつつ、高温にさらす時間を短くするのが共通の考え方です。

続けるための工夫

同じ味を毎日続けるのは難しくなります。

やり方中身
まとめて茹でて冷凍する1kgを一度に加熱し、100gずつ小分けにする
下味を3種類作る塩麹・カレー粉・にんにく醤油など
ささみ・もも肉と混ぜる週の中で部位を変える

続かない食材は、単価が安くても残ります。 週に何回作れるかで量を決めてください。

保存

保存期間の目安
冷蔵(生)購入から1〜2日
冷凍(生)2〜3週間
加熱後・冷蔵2〜3日
加熱後・冷凍2〜3週間

冷凍するときは1回分ずつ分けます。解凍と再冷凍を繰り返さないでください。

よくある質問

皮を取るとどれくらい変わりますか
100gあたり、脂質が5.9gから1.9gに、カロリーが133kcalから105kcalに下がります。
もも肉ではだめですか
だめではありません。皮なしのもも肉は100gあたりタンパク質19.0g・113kcalで、胸肉と大きくは変わりません。
パサつくのはなぜですか
加熱でタンパク質が縮み、水分が押し出されるためです。中心温度が上がりすぎる時間を短くすると和らぎます。

この記事に出てきた言葉

用語辞典 →
タンパク質
筋肉や臓器、髪や爪の材料になる栄養素のこと。1gあたり4kcal。
次にやることジムを考える一人では続かなかったら。総額・通える時間・解約の条件の3つで絞ります。