生理周期で体重が動く理由。何kgまでが水分か
生理の前は体に水分が溜まりやすく、体重が0.5〜2kgほど増えることがあります。脂肪が増えたわけではないので、数日で戻ります。比べるときは、月経が終わったあとの1週間どうしを4週間おきに並べます。
この記事で分かること周期のどの時期どうしを比べれば水分の増減にだまされないかを、日数で示している

生理周期で体重が1〜2kg動く理由
月経の周期は、正常な範囲が25〜38日とされています。そのうち排卵から月経までのおよそ2週間(黄体期)に、水分とナトリウムを溜めやすくなります。
| 時期 | 目安の日数 | 体で起きること |
|---|---|---|
| 月経 | 3〜7日 | 溜まっていた水分が抜けていく |
| 卵胞期(月経後) | 7〜10日 | 水分の影響がいちばん小さい |
| 排卵 | 1〜2日 | — |
| 黄体期(月経前) | 約14日 | 水分を溜めやすい。体温が0.3〜0.5℃上がる |
動くのは水分で、脂肪ではありません。脂肪1kgを増やすには、消費より約7,200kcal多く食べる必要があります。3日で増える量ではありません。
生理周期のどこで体重を比べるか
同じ時期どうしを並べます。比べやすいのは月経が終わったあとの1週間です。水分の影響がいちばん小さくなります。
| やり方 | 中身 |
|---|---|
| 測る日 | 毎日でよい。使うのは7日間の平均 |
| 比べる相手 | 4週間前の同じ時期の平均 |
| 見ない数字 | 前日との差、月経前の数字 |
毎日測って一喜一憂するより、7日間の平均を4週間おきに並べるほうが、減っているかどうかが分かります。
生理前に食欲が増えるとき
月経前の3〜10日に、体調や気分の変化が出て月経の開始とともに軽くなるものを、月経前症候群(PMS)と呼びます。食欲が強くなることもこの時期に多くなります。
- この時期に完全に我慢する計画を立てない
- 食べる量を減らすより、タンパク質と食物繊維から先に食べる
- 減量の目標は月経後の2週間に寄せる
1か月を平らに管理しようとすると、続きません。周期に合わせて強弱を付けます。
生理中の筋トレはどうするか
体調に問題がなければ、続けて構いません。だるさや痛みが強い日は、重さを落とすか、歩くだけに替えます。
| 状態 | その日にやること |
|---|---|
| いつもどおり | 通常のメニュー |
| だるい | 重さを7割にして回数はそのまま |
| 痛みが強い | 休む。歩くだけにする |
休んだ日を「失敗」に数えないほうが続きます。週の合計で見ます。
生理がある女性は鉄が足りなくなりやすい
月経がある女性は、鉄が不足しやすくなります。食事摂取基準の推奨量は、月経がある18〜49歳の女性で1日10.5mg、成人男性で7.5mgです。
- 赤身の肉、レバー、あさり、小松菜に多く含まれます
- ビタミンCと一緒に食べると吸収されやすくなります
- サプリで大量に補うより、食事から取るほうが安全です
生理が止まったときは、続けずに相談する
減量の途中や運動量を増やしたあとに、月経が止まることがあります。3か月来ないときは、自己判断で続けずに婦人科に相談します。
体重を落とす速さは、1週間で体重の0.5〜1%までに収めます。60kgなら1週間で300〜600gです。
計算してみる
よくある質問
- 生理前に体重が2kg増えました
- 水分が溜まっている状態が多く、月経が始まると数日で戻ります。脂肪はその速さでは増えません。
- 生理中に筋トレをしてもいいですか
- 体調に問題がなければ続けて構いません。だるさや痛みが強い日は、重さを落とすか歩くだけにします。
- ダイエット中に生理が来なくなりました
- 3か月来ないときは自己判断で続けず、婦人科に相談します。食事量の不足や急な減量がきっかけになることがあります。

