腸腰筋
背骨と骨盤から太ももの骨につく筋肉の総称。脚を前に上げる動きで働く。

どこにあるか
背骨の下部と骨盤の内側から始まり、太ももの骨の内側につきます。 2つの筋肉の総称です。
| 筋肉 | 始まる場所 |
|---|---|
| 大腰筋 | 背骨の下部 |
| 腸骨筋 | 骨盤の内側 |
体の奥にあり、外から触ることはほとんどできません。
何をする筋肉か
脚を前に上げる(股関節を曲げる)動きで働きます。
| 動き | 場面 |
|---|---|
| 脚を前に上げる | 階段を上る、またぐ |
| 上体を起こす | 寝た状態から起き上がる |
| 骨盤と背骨をつなぐ | 立っているとき |
上半身と下半身を直接つないでいます。
座っている姿勢との関係
椅子に座ると、股関節は曲がった状態になります。この筋肉は縮んだ位置に置かれます。
| 状態 | 腸腰筋の位置 |
|---|---|
| 座っている | 縮んでいる |
| 立っている | 伸びている |
| 歩く | 伸び縮みする |
当サイトでは、「座る時間が長いと腸腰筋が硬くなり、反り腰になる」といった説明は行いません。 姿勢には複数の要因が関わります。
座っている間、この筋肉が縮んだ位置にある。 当サイトが書けるのは、ここまでです。
腹筋の種目との関係
脚を上げる種目では、腹直筋よりこの筋肉が主に働くことがあります。
| 種目 | 主に使う筋肉 |
|---|---|
| クランチ(上体を丸める) | 腹直筋 |
| レッグレイズ(脚を上げる) | 腸腰筋の関わりが大きい |
| シットアップ(上体を起こす) | 腸腰筋の関わりが大きい |
「腹筋をしているのに腰が痛くなる」という場合、この筋肉が背骨を前に引っ張っていることがあります。 腰が反らないよう、腰を床につけたまま行ってください。
この筋肉を使う種目
| 種目 | 動き | 器具 | 音 | 難しさ |
|---|---|---|---|---|
| ニーレイズ(膝を上げる) | 股関節を曲げる | なし | 静か | 初級 |
| レッグレイズ | 脚を上げる | なし | 静か | 中級 |
| ハンギングニーレイズ | ぶら下がって膝を上げる | 懸垂バー | 静か | 中級 |
| もも上げ | 交互に上げる | なし | 中 | 初級 |
よくある間違い
腰が反る。 脚を上げる種目で腰が浮くと、腰に負担が移ります。腰を床につけたまま行ってください。
反動を使う。 脚を勢いで振り上げると、狙った動きになりません。
痛みを我慢する。 股関節の前や腰に痛みが出たら止めてください。
同じ部位の他の筋肉
よくある質問
- 反り腰は腸腰筋が原因ですか
- 姿勢には複数の要因が関わります。当サイトでは原因を1つに決めることはしません。痛みがある場合は医療機関にご相談ください。
- 腹筋の種目で使われますか
- 脚を上げる種目(レッグレイズなど)では、腹直筋より腸腰筋が主に働くことがあります。
- 座る時間が長いと硬くなりますか
- 座っている間、この筋肉は縮んだ位置にあります。ただし、そこから先に何が起きるかは、当サイトでは書きません。