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GI値の読み方と、実際の使いどころ

2026年8月27日 公開

GI値が何を測った数字か、GL値との違い、同じ食品でも数字が変わる条件を整理しました。使える場面と使えない場面を分けています。

この記事で分かることGI値とGL値を同じ食品で並べ、実際に食べる量を反映すると順番が変わることを示している

ゆるい坂と急な落下があるジェットコースターに2人が乗っているイラスト

何を測った数字か

GI値(グリセミック・インデックス)は、その食品を食べたあとの血糖の上がり方を、ぶどう糖を100として比べた数字です。

区分GI値
高GI70以上
中GI56〜69
低GI55以下

比べているのは、糖質50g分に相当する量です。 「その食品を100g食べたとき」ではありません。ここが読み違えられます。

主な食品のGI値

食品GI値
白米約76〜88
玄米約55〜68
食パン約70〜91
全粒粉パン約50〜74
うどん約55〜80
そば約46〜59
じゃがいも(茹で)約78
さつまいも(茹で)約44〜63
にんじん約39〜71
りんご約36
バナナ約51
牛乳約27
大豆約16

値に幅があります。 産地・品種・調理法・測定方法で変わるためです。1つの数字として覚えるものではありません。

GL値:実際に食べる量に直す

にんじんのGI値は高めに出ますが、糖質50gを摂るには、にんじんを700g前後食べることになります。 現実の1食では起こりません。

これを補うのがGL値(グリセミック・ロード)です。1食分の糖質量を反映した数字です。

食品GI値1食分GL値
白米約80茶碗1杯(150g)約44
にんじん約47中1本(100g)約3
スイカ約721切れ(200g)約7
食パン約756枚切り1枚約20
そば約541玉約22

GI値ではにんじんとスイカが高い側に見えますが、GL値では低くなります。 実際の食事に近いのはGL値です。

数字が変わる条件

同じ食品でも、次の条件で上下します。

条件変わり方
加工の程度細かく挽くほど上がる(玄米<白米、粒<粉)
調理時間長く煮るほど上がる(アルデンテのパスタは低め)
冷ます冷ました米やじゃがいもは下がることがある
一緒に食べるもの脂質・タンパク質・食物繊維と一緒だと下がる
食べる順番野菜・タンパク質を先に食べると上がり方が緩やかになる

単品の数字より、食事全体の組み合わせで決まります。

使える場面

場面使い方
主食を選ぶ白米→玄米、食パン→全粒粉パン、うどん→そば
食べる順番を決める野菜・肉→主食の順にする
間食を選ぶ菓子パン→ナッツ・ヨーグルト

使えない場面

  • カロリーの代わりにはなりません。 低GIでも量が多ければ摂取カロリーは増えます
  • 脂質の多い食品はGI値が低く出ます。 揚げ物・チョコレートは低GIですが、カロリーは高い方です
  • 数字の細かい差に意味を持たせないでください。 測定条件で10前後は動きます

血糖の管理が必要な方へ

糖尿病の治療を受けている方は、GI値を自分の判断基準にせず、主治医と管理栄養士の指示に従ってください。 当サイトでは治療に関わる判断は扱いません。

計算してみる

よくある質問

GI値が低ければ体重が落ちますか
GI値は血糖の上がり方を示す数字で、カロリーとは別です。低GIの食品でも、量が多ければ摂取カロリーは増えます。
GI値とGL値の違いは何ですか
GI値は糖質50g分で比べた数字、GL値は実際に食べる1食分に換算した数字です。実際の食事にはGL値の方が近くなります。
同じ食品でも数字が違うのはなぜですか
調理法、加工の程度、一緒に食べるもので変わります。GI値は固定された値ではありません。

この記事に出てきた言葉

用語辞典 →
タンパク質
筋肉や臓器、髪や爪の材料になる栄養素のこと。1gあたり4kcal。
食物繊維
消化されない炭水化物のこと。炭水化物のうち、糖質を除いた部分にあたる。
GI値
食べたあとに血糖値が上がる速さを、ブドウ糖を100として表した数値のこと。
次にやることジムを考える一人では続かなかったら。総額・通える時間・解約の条件の3つで絞ります。