低糖質のパンと麺。普通のものと何が違うか
小麦の一部を何に置き換えているか、糖質が減る代わりに何が増えるか、価格が何倍になるかを普通の製品と並べて整理しました。
この記事で分かること低糖質パン・麺を原材料の置き換え方で分類し、1食あたりの価格差を普通の製品と並べて示している

何を置き換えているか
低糖質のパンと麺は、小麦粉の一部か全部を、糖質の少ない材料に置き換えて作られています。置き換える材料で性質が変わります。
| 置き換える材料 | 何か | 特徴 |
|---|---|---|
| 小麦ふすま(ブラン) | 小麦の外皮 | 食物繊維が多い。色が濃く、独特の香りが出る |
| 大豆粉 | 大豆を挽いたもの | タンパク質が多い。豆の風味が残る |
| 小麦たんぱく(グルテン) | 小麦のタンパク質部分 | 弾力が出る。小麦アレルギーの方は摂れない |
| おから・こんにゃく | 豆腐の副産物と芋 | 糖質はほぼゼロ。食感は麺と別物 |
糖質はどれくらい減るか
| 製品 | 1食あたりの糖質 | 普通の製品 |
|---|---|---|
| ブランパン | 1個 約2〜9g | ロールパン1個 約14g |
| 大豆粉パン | 1個 約5〜10g | 食パン6枚切り1枚 約27g |
| 低糖質の中華麺 | 1食 約15〜25g | 中華麺1玉 約64g |
| 糖質ゼロ麺(おから・こんにゃく) | 1食 約1g未満 | うどん1玉 約52g |
置き換える程度で幅があります。 「低糖質」と書かれていても、普通のものの半分程度にとどまる製品もあります。必ず栄養成分表示の数字を見てください。
減った糖質の代わりに何が増えるか
| 増えるもの | 起きること |
|---|---|
| 食物繊維 | 慣れないうちはお腹が張ることがある |
| 脂質 | 満足感を出すために油脂を足している製品がある |
| タンパク質 | 大豆粉・グルテン系で増える |
カロリーは思ったほど下がりません。 糖質だけが減ってカロリーが同じ、という製品は珍しくありません。糖質とカロリーは別に見ます。
価格
| 種類 | 1食あたりの目安 | 普通の製品 |
|---|---|---|
| ブランパン | 100〜160円 | ロールパン 30〜50円 |
| 低糖質の食パン | 130〜200円 | 食パン1枚 25〜40円 |
| 低糖質の中華麺 | 150〜250円 | 中華麺1玉 40〜80円 |
| 糖質ゼロ麺 | 100〜180円 | うどん1玉 30〜60円 |
1食あたり2〜4倍です。 1日2食を置き換えると、月6,000〜12,000円ほど食費が増える計算になります。
買わずに済ませる方法
| やり方 | 減る糖質 | 追加の費用 |
|---|---|---|
| ご飯を半分にする | 約28g | 0円(むしろ減る) |
| 麺の量を半分にして具を増やす | 約26g | 具の分だけ |
| うどんをそばに変える | 約11g | ほぼ同じ |
| ご飯にしらたきを混ぜる | 約20g | 1食30円前後 |
低糖質専用の食品を買わなくても、ロカボの水準(1日70〜130g)には届きます。 専用食品が要るのは、主食の量を減らしたくない場合と、厳しい水準(1日20〜50g)を続ける場合です。
表示を読むときの注意
- 「糖質オフ」は比較対象があります。 何と比べて何%オフかを確認します
- 「1個あたり」と「100gあたり」を取り違えないでください。 小さいパンは1個あたりの数字が小さく見えます
- 糖質が書かれておらず炭水化物だけの表示なら、食物繊維の分を含んだ数字です
計算してみる
よくある質問
- 低糖質パンは何でできていますか
- 小麦粉の一部を小麦ふすま(ブラン)、大豆粉、小麦たんぱく(グルテン)、食物繊維に置き換えています。
- 糖質ゼロ麺は何からできていますか
- おからとこんにゃくが主な原料です。小麦を使っていないため糖質はほぼありませんが、食感は麺と別のものになります。
- 値段はどれくらい違いますか
- 1食あたりで2〜4倍が目安です。毎食置き換えると食費の負担が大きくなります。


