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低糖質のパンと麺。普通のものと何が違うか

2026年8月27日 公開

小麦の一部を何に置き換えているか、糖質が減る代わりに何が増えるか、価格が何倍になるかを普通の製品と並べて整理しました。

この記事で分かること低糖質パン・麺を原材料の置き換え方で分類し、1食あたりの価格差を普通の製品と並べて示している

シーソーの片側に白いパン、もう片側にふすまのパンが乗っているイラスト

何を置き換えているか

低糖質のパンと麺は、小麦粉の一部か全部を、糖質の少ない材料に置き換えて作られています。置き換える材料で性質が変わります。

置き換える材料何か特徴
小麦ふすま(ブラン)小麦の外皮食物繊維が多い。色が濃く、独特の香りが出る
大豆粉大豆を挽いたものタンパク質が多い。豆の風味が残る
小麦たんぱく(グルテン)小麦のタンパク質部分弾力が出る。小麦アレルギーの方は摂れない
おから・こんにゃく豆腐の副産物と芋糖質はほぼゼロ。食感は麺と別物

糖質はどれくらい減るか

製品1食あたりの糖質普通の製品
ブランパン1個 約2〜9gロールパン1個 約14g
大豆粉パン1個 約5〜10g食パン6枚切り1枚 約27g
低糖質の中華麺1食 約15〜25g中華麺1玉 約64g
糖質ゼロ麺(おから・こんにゃく)1食 約1g未満うどん1玉 約52g

置き換える程度で幅があります。 「低糖質」と書かれていても、普通のものの半分程度にとどまる製品もあります。必ず栄養成分表示の数字を見てください。

減った糖質の代わりに何が増えるか

増えるもの起きること
食物繊維慣れないうちはお腹が張ることがある
脂質満足感を出すために油脂を足している製品がある
タンパク質大豆粉・グルテン系で増える

カロリーは思ったほど下がりません。 糖質だけが減ってカロリーが同じ、という製品は珍しくありません。糖質とカロリーは別に見ます。

価格

種類1食あたりの目安普通の製品
ブランパン100〜160円ロールパン 30〜50円
低糖質の食パン130〜200円食パン1枚 25〜40円
低糖質の中華麺150〜250円中華麺1玉 40〜80円
糖質ゼロ麺100〜180円うどん1玉 30〜60円

1食あたり2〜4倍です。 1日2食を置き換えると、月6,000〜12,000円ほど食費が増える計算になります。

買わずに済ませる方法

やり方減る糖質追加の費用
ご飯を半分にする約28g0円(むしろ減る)
麺の量を半分にして具を増やす約26g具の分だけ
うどんをそばに変える約11gほぼ同じ
ご飯にしらたきを混ぜる約20g1食30円前後

低糖質専用の食品を買わなくても、ロカボの水準(1日70〜130g)には届きます。 専用食品が要るのは、主食の量を減らしたくない場合と、厳しい水準(1日20〜50g)を続ける場合です。

表示を読むときの注意

  • 「糖質オフ」は比較対象があります。 何と比べて何%オフかを確認します
  • 「1個あたり」と「100gあたり」を取り違えないでください。 小さいパンは1個あたりの数字が小さく見えます
  • 糖質が書かれておらず炭水化物だけの表示なら、食物繊維の分を含んだ数字です

計算してみる

よくある質問

低糖質パンは何でできていますか
小麦粉の一部を小麦ふすま(ブラン)、大豆粉、小麦たんぱく(グルテン)、食物繊維に置き換えています。
糖質ゼロ麺は何からできていますか
おからとこんにゃくが主な原料です。小麦を使っていないため糖質はほぼありませんが、食感は麺と別のものになります。
値段はどれくらい違いますか
1食あたりで2〜4倍が目安です。毎食置き換えると食費の負担が大きくなります。

この記事に出てきた言葉

用語辞典 →
タンパク質
筋肉や臓器、髪や爪の材料になる栄養素のこと。1gあたり4kcal。
食物繊維
消化されない炭水化物のこと。炭水化物のうち、糖質を除いた部分にあたる。
低糖質
1日に摂る糖質の量を減らす食べ方のこと。減らす量によって呼び方が変わる。
糖質
炭水化物から食物繊維を除いたもの。1gあたり4kcalで、体を動かすときの主なエネルギー源になる。
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