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「糖質ゼロ」を誤解する

2026年8月27日 公開

糖質ゼロと糖質オフの表示基準を説明します。ゼロでも0ではないこと、カロリーゼロとの違い、実際にどれくらい入っているのかを整理しました。

この記事で分かること食品表示基準の数値を挙げ、「ゼロ」「オフ」「控えめ」がそれぞれ何を意味するかを表で示している

無糖表示の飲料のピラミッドの陰で、角砂糖が静かに積み上がっているイラスト

表示の基準

食品表示基準で決まっています。

表示基準(100gあたり/飲料は100mlあたり)
糖質ゼロ・無糖質0.5g未満
糖類ゼロ0.5g未満
カロリーゼロ5kcal未満
糖質オフ・低糖質比較対象より25%以上少ない

「ゼロ」は0ではありません。 基準を満たせば表示できます。

量が増えれば合計も増える

500mlの飲料で「糖質ゼロ」(100mlあたり0.5g未満)なら、1本で最大2.5gです。1本なら気になりませんが、3本なら7.5gになります。

「オフ」は何と比べているか

「糖質オフ」は、比較対象が何かで意味が変わります。

表示比較対象実際の量
糖質50%オフのパン同社の通常のパン元が30gなら15g
糖質オフのビール通常のビール元が11gなら8g前後

「オフ」だけでは、絶対量が分かりません。 裏の栄養成分表示を見てください。

「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違い

用語含まれるもの
糖類砂糖・ぶどう糖・果糖など
糖質糖類+でんぷん+糖アルコールなど

「糖類ゼロ」でも、糖質は入っていることがあります。 でんぷんは糖類ではありません。

どうすればよかったか

表の言葉ではなく、裏の数字を見ます。

  1. 栄養成分表示の「炭水化物」または「糖質」を見る
  2. 100gあたりか、1袋あたりかを確認する
  3. 実際に食べる量をかける

選ぶときの3つ

1. 1食分の絶対量 「100gあたり5g」でも、1袋200gなら10gです。

2. 甘味料の種類 糖質ゼロの多くは人工甘味料を使っています。合わない人は、原材料表示を確認してください。

3. そもそも必要か 糖質ゼロの食品を買い足すより、主食の量を半分にする方が、費用も手間もかかりません。

よくある質問

糖質ゼロは本当に0ですか
食品100gあたり0.5g未満なら「ゼロ」と表示できます。飲料は100mlあたり0.5g未満です。0ではありません。
カロリーゼロも同じですか
基準は違います。カロリーは100gあたり5kcal未満(飲料は100mlあたり5kcal未満)で「ゼロ」と表示できます。

この記事に出てきた言葉

用語辞典 →
低糖質
1日に摂る糖質の量を減らす食べ方のこと。減らす量によって呼び方が変わる。
糖質
炭水化物から食物繊維を除いたもの。1gあたり4kcalで、体を動かすときの主なエネルギー源になる。
次にやることダイエット法を選ぶ50法を、何を制限するか・費用・続けやすさ・根拠で並べています。