大腿四頭筋
太ももの前側にある4つの筋肉の総称。膝を伸ばす動きで働く。4つ合わせると体の中で最も大きい。

どこにあるか
太ももの前側にあります。 4つの筋肉の総称です。
| 筋肉 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大腿直筋 | 真ん中 | 骨盤につく。股関節もまたぐ |
| 外側広筋 | 外側 | 外側の張り出しを作る |
| 内側広筋 | 内側 | 膝の内側の上に出る |
| 中間広筋 | 直筋の下 | 外からは見えない |
4つを合わせた大きさは、体の中で最大です。 単体でいちばん大きいのは大臀筋です。
何をする筋肉か
膝を伸ばす動きで働きます。
| 動き | 場面 |
|---|---|
| 膝を伸ばす | 立ち上がる、階段を上る |
| 膝を支える | しゃがんだ姿勢を保つ |
| 股関節を曲げる(大腿直筋のみ) | 脚を前に振り出す |
日常の動作で常に使われています。 立ち上がるたびに働いています。
大きい筋肉から先に鍛える理由
大きい筋肉のため、この部分を使う種目は、消費するエネルギーも大きくなります。
| 種目 | 使う筋肉の量 |
|---|---|
| スクワット | 多い(脚・尻・体幹) |
| アームカール | 少ない |
時間が限られている方は、脚の種目を先に入れてください。 1種目で使われる範囲が広くなります。
しゃがむ深さで働く範囲が変わります
| 深さ | 状態 |
|---|---|
| 浅い(膝が45度程度) | 働く範囲が狭い |
| 太ももが床と平行 | 一般的な目安 |
| さらに深く | 尻とハムストリングの関わりが増える |
回数より深さです。 浅いスクワットを50回するより、正しい深さで15回のほうが範囲を使えます。
この筋肉を使う種目
| 種目 | 器具 | 音 | 難しさ |
|---|---|---|---|
| 自重スクワット | なし | 静か | 初級 |
| ブルガリアンスクワット | 椅子 | 静か | 中級 |
| ランジ | なし | 静か | 初級 |
| ゴブレットスクワット | ダンベル | 中 | 初級 |
| レッグエクステンション | マシン | — | 初級 |
| バーベルスクワット | バーベル | 大 | 中級 |
器具なしでも鍛えられます。 ブルガリアンスクワットは、片脚で行うため負荷が上がります。
よくある間違い
膝がつま先より大きく前に出る。 尻を後ろに引くように下ろしてください。
かかとが浮く。 足首が硬い場合、かかとの下に薄い板を入れる方法があります。
膝が内側に入る。 立ち上がるときに膝が内に倒れる場合、中臀筋が働いていないことがあります。
同じ部位の他の筋肉
よくある質問
- スクワットだけで足りますか
- 主な部分は使われます。ただし、しゃがむ深さが浅いと働く範囲が狭くなります。太ももが床と平行になるまで下ろせているか確認してください。
- 太ももを細くしたいのですが
- 鍛えると筋肉は厚くなります。細く見せたい場合、脂肪の量と姿勢のほうが関わります。特定の場所の脂肪だけを落とすことはできません。
- 膝が痛いときはどうしますか
- 続けないでください。膝の痛みには複数の原因があります。医療機関にご相談ください。