三角筋後部
肩の後ろ側にある部分。腕を後ろに引く、外側に開く動きで働く。

どこにあるか
肩の後ろ側にあります。 肩甲骨の後ろ側から始まり、上腕の骨につきます。
三角筋の3つのうち、最も使われにくい部分です。
何をする筋肉か
腕を後ろに引く、横に開く動きで働きます。
| 動き | 場面 |
|---|---|
| 腕を後ろに引く | 上着を脱ぐ、後ろの物を取る |
| 腕を横に開く | 胸を開く動き |
| 腕を外側にひねる | ドアノブを回す(外向き) |
日常でこの動きをする場面は、ほとんどありません。
なぜ足りなくなるのか
| 種目 | 後部の使われ方 |
|---|---|
| 腕立て伏せ・プレス | 使われない |
| ダンベルロウ・懸垂 | 少し使われる(広背筋が主) |
| サイドレイズ | 少し使われる |
| リアレイズ・フェイスプル | 主に使われる |
押す種目でも、引く種目でも、主役になりません。 専用の種目を入れないと使われにくい部分です。
姿勢との関係
胸の前側と肩の前部が働き、背中側が働きにくい状態が続くと、肩が前に出た姿勢になります(巻き肩)。
肩が前に出て見えるかどうかは、筋肉の強さだけでは決まりません。 骨格や日ごろの座り方も関わります。当サイトでは、鍛えれば姿勢が直るとは書きません。
この筋肉を使う種目
| 種目 | 器具 | 音 | 難しさ |
|---|---|---|---|
| リアレイズ(前かがみ) | ダンベル | 静か | 初級 |
| うつ伏せでT字に開く | なし・軽いダンベル | 静か | 初級 |
| フェイスプル | チューブ | 静か | 初級 |
| リバースフライ | ダンベル | 中 | 初級 |
| チューブで後ろに開く | チューブ | 静か | 初級 |
軽い重量でよい部分です。 2〜4kgでも十分に負荷がかかります。
よくある間違い
重すぎる。 重くすると僧帽筋と菱形筋が主に働き、肩の後ろが使われません。
肘を曲げて引く。 肘を曲げると、ロウの動きになります。肘を軽く伸ばしたまま、腕を横に開いてください。
背中を丸めて行う。 前かがみになるとき、背中は伸ばしたまま股関節から曲げます。
同じ部位の他の筋肉
よくある質問
- なぜ後部だけ弱くなりやすいのですか
- 日常でも他の種目でも使われにくいためです。押す動作が多く、腕を後ろに開く動作は少なくなります。
- 引く種目をしていれば足りますか
- ロウ系は肘を体の後ろに引く動きで、広背筋が主に働きます。腕を横に開く動き(リアレイズ・フェイスプル)を別に入れてください。
- 器具なしでできますか
- うつ伏せで腕を横に開く種目でできます。チューブがあると、より負荷をかけられます。