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体重を落とすとき、何から手をつけるか

2026年8月27日 公開

運動と食事のどちらを先に変えるか、1か月で落とせる現実的な幅、最初の2週間でやることを順番に整理しました。数字で判断できる形にしています。

この記事で分かること食事・有酸素・筋トレの3つを、消費カロリーと続けやすさの2軸で並べ、着手の順番を数字で示している

食事の皿の道とランニングマシンの道の分かれ道で、迷っているイラスト

結論から

食事を先に変えます。 運動から始めても間違いではありませんが、消費できる量が想像より小さいためです。

やること1日あたりの差
ウォーキング30分約100kcal(体重60kgの場合)
白米を1杯減らす約230kcal
甘い飲み物を1本やめる約150kcal

30分歩くより、ご飯1杯減らす方が大きく動きます。 これは運動が無意味という話ではありません。順番の話です。

減らす量を決める

やみくもに減らすと続きません。数字で決めます。

  1. 基礎代謝を出す(何もしなくても使う分)
  2. 総消費カロリーを出す(基礎代謝×活動量)
  3. そこから300〜500kcal引く

体重60kgで運動習慣のない人なら、総消費カロリーは1,900〜2,100kcal前後になります。ここから500引くと1,400〜1,600kcalです。

基礎代謝を下回る設定にしないでください。 体調に影響が出るうえ、続きません。

1か月で落とせる幅

期間現実的な幅(体重60kgの場合)
1週間0.4〜0.7kg
1か月1.8〜3kg
3か月5〜9kg

これより速い減り方は、水分と筋肉が一緒に落ちています。 特に最初の1〜2週間で3kg以上落ちた場合、その多くは水分です。

最初の2週間でやること

週やること
1週目食べたものを記録するだけ。減らさない
2週目記録を見て、減らせるものを2つ決める

いきなり減らさないのが要点です。 何を食べているか分からないまま減らすと、何が効いたのかも分かりません。

運動を足すタイミング

食事が2週間続いたら足します。順番は次のとおりです。

  1. 歩く時間を増やす(買い物、通勤で1駅分など)
  2. 筋トレを週2回(全身。コンパウンド種目3〜4種目)
  3. 有酸素を週2回(20〜30分)

筋トレを先に置くのは、減量中に落ちる筋肉を減らすためです。

やらない方がいいこと

  • 1日1食にする … 1食で必要なタンパク質を摂りきれません
  • 炭水化物を完全に抜く … 続きません。減らす水準を決めて行います
  • 毎日体重計に乗って一喜一憂する … 体重は水分で1〜2kg動きます。週1回、同じ時間に測れば十分です

計算してみる

よくある質問

運動と食事、どちらを先に変えますか
食事です。運動で消費できるカロリーは、想像より小さくなります。30分のウォーキングで消費するのは、体重60kgの人で約100kcalです。
1か月で何kg落とせますか
体重の3〜5%程度が扱いやすい幅とされています。体重60kgなら1.8〜3kgです。
有酸素運動と筋トレはどちらを先にやりますか
同じ日に行う場合、筋トレを先に置くと重量を扱いやすくなります。別の日に分けてもかまいません。

この記事に出てきた言葉

用語辞典 →
コンパウンド種目
複数の関節を同時に使う種目のこと。スクワット、ベンチプレス、懸垂などがこれにあたる。
総消費カロリー
1日に使うカロリーの合計。基礎代謝に、動いた分と食事で使う分を足したもの。
タンパク質
筋肉や臓器、髪や爪の材料になる栄養素のこと。1gあたり4kcal。
基礎代謝
何もしなくても体が使うカロリーのこと。体温を保つ、呼吸する、内臓を動かすなどに使われる。
糖質
炭水化物から食物繊維を除いたもの。1gあたり4kcalで、体を動かすときの主なエネルギー源になる。
次にやること道具を足す先に買うもの、後でいいもの。設置寸法・音・年間の維持費まで書いています。